アナタ
昨日のアナタは
あの日の姿で
静かにひとり
歩いていたね
悲しいときは
丘にのぼって
夕暮れ待って
耳をすまそ
まぶたを閉じれば
あの日の自分が
たたずんでるよ
幼いままで
アナタの色は
サクライロ
春の明け方
静けさの中で
小鳥がさえずる時
おだやかな暖かさと
はかない切なさとを
ともに感じるような
そんな色
あの日の夢は
アナタと同じでした
見つめあえば
ひとつになれた
青い春の
ひとときでした
かくれんぼに
夢中になっていると
いつもアナタはひとり
いなくなってしまったよね
真夜中の雨は
まるで心を
くすぐるように
冷たい地表に
落ちつづけていた
あの頃ボクは
結果を意識しすぎて
近道ばかりしていた
その先にアナタは
いないのに